環境問題に関わる影響と取り組み
環境問題に関わるリスクと機会を特定し、事業に与える影響に関して分析を進めるとともに、分析結果を踏まえた対応策に沿って取り組みを進めてまいります。
環境問題におけるリスクと機会について
主なリスク
法規制関連のリスク・・・廃棄物の増加や不適正な処理に対する、社会的信頼の失墜とコストの増大
物理的リスク・・・事業活動維持に必要な物資調達に影響が及び、事業継続が困難となる可能性
その他のリスク・・・環境保全活動に積極的でないと評価を受けた場合の利害関係者からの社会的信頼の失墜
主な機会
資源・エネルギー・・・エネルギーの効率的利用によるコストの削減
製品・サービス・・・システム開発工程におけるCO2発生の抑制
その他機会・・・低コストで高品質なシステム開発により、社会的信頼の獲得とお客様満足度の向上
環境問題における取り組みについて
主な取り組み1 オフィスにおける省エネ活動
① 働き方を選択できるオフィス環境・インフラ環境の整備
2006年2月から拠点間のWEB会議ミーティングを開始、2019年9月には全社員が自由に利用できるWEB会議システムを導入。同年、外部サテライトオフィスの利用やテレワーク(在宅勤務)制度を導入。2020年9月にはスーパーフレックス制度へ移行し、時間や場所にとらわれない自由な働き方に取り組んでいます。
② ペーパーレス化
2015年「電子ワークフロー」を導入し社内手続きのWF化、2020年「どこでも印刷」による印刷前の確認により誤印刷の抑制、2021年「電子職印」の導入により更なるペーパーレス化に取り組んでいます。また、環境負荷の少ない森林認証紙を全社で使用することにより、持続可能な資源の調達に努めています。
③ 電力使用量の抑制(削減)
2003年6月よりCOOLBIZを実施しておりましたが、2020年10月からはクールビズの期間設定を廃止し、通年でその時々に合う軽装を推奨しています。
2012年3月より省エネデーを設け定時退社を促す等、電力使用量抑制(削減)活動に取り組んでいます。また、省エネ活動の一環で使用していない機器の電源OFFやこまめな消灯活動を実施しています。
主な取り組み2 法規制順守(廃棄物発生抑制および削減活動)
① 産業廃棄物処理の徹底
産業廃棄物の適正な処理は当社の環境活動における最重要事項として取り組んでいます。
- オフィス活動で発生する産業廃棄物の適正処理
- オフィス活動で発生する廃棄用紙の再資源化
- 全社の資源分別を徹底によりゴミの発生を抑制
- 当社グリーン購入ガイドラインに沿った製品の購入
特にPCなどの電子機器はライフサイクルの観点から、PCグリーンラベル等環境配慮製品を優先的に購入しています。
当社では事業を通じた有害廃棄物の排出はありません。
② リユース活動
全社で、資源分別を徹底することでリサイクルできるものを増やしています。あわせてオフィスでまだ使えるけれど不要となった、事務用品を回収するリユース活動をしています。
主な取り組み3 啓発活動
社員・臨時社員・協力会社社員を対象に、環境活動を運用するうえで必要な知識や情報の習得を目的に、毎年e-ラーニングを実施しています。
当社は、環境担当役員を環境責任者に置き、各拠点で環境目標を定め、環境保全活動に取り組んでいます。
環境側面とリスクと機会一覧
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環境側面 | リスク | 機会 | 目標(維持継続活動) |
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省エネ(Reduce) |
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廃棄物の削減・抑制 (Reduce・Reuse・Recycle) |
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法規制の順守(Reduce) |
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地域貢献(Relationship) |
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環境に配慮した製品の提供 (Reengineering) |
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